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カツオブシムシ駆除の方法と生態

カツオブシムシ類の中で一般家庭で衣服などに被害を及ぼす多くは、ヒメマルカツオブシムシだと言われています。衣服などを食害する幼虫が多く見られるのは5~7月なのでこの期間は特に注意が必要です。また、カツオブシムシの幼虫は動物質・植物質いずれも食害しますので、一般家庭では燻製食品や剥製なども注意してください。
ハラジロカツオブシムシヒメカツオブシムシは、衣服などの繊維の他、乾燥食品、毛皮なども食害するので、繊維や食品の工場や倉庫での被害も問題です。
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カツオブシムシ駆除のポイント

予防の方法

衣類などを食害するのは幼虫の時期です。幼虫は暗所、風通しの悪い場所を好みます。また繊維などの硬蛋白質を分解して栄養元にしますが、特に汚れた部分(汗や飲食物をこぼしたシミ)を好んで食害します。

 ▼ 予防策としては以下のような事が大切です。

(1) 汚れた衣服はすぐに洗濯やクリーニングをしてきれいにする。
(2) 長期間タンス等にしまいこまず、天日干しをして風にあてる。(晴天続きの日の10時~14時位に陰干しで。)
(3) タンスや収納ボックス内は整理して衣服等は余り詰めこまず、なるべく通気を良くしピレパラアースを使います。
(4) ウォークインクローゼットの中はピレパラアース防虫力を使います。

防虫剤は異なる種類を一緒に使うと化学変化して溶ける場合があります。また、防虫剤の種類によっては条件が悪いと衣服にシミをつける場合があります。 使い方は使用方法を守りお使いください。
駆除の方法
衣類や布団カバー等についている場合は、ビニールの袋に衣類等とピレパラアース引出し用を一緒に入れて封をし、1日程度置いておけば駆除できます。倉庫や工場等で殺虫剤の散布が可能な場所であれば、液体なら安全性の高いレナトップ水性乳剤、粉剤ならノックダウンダスターを散布すれば駆除出来ます。

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カツオブシムシの生態

産卵は暗所を好み、産卵終了後に明るい屋外へ飛び出します。成虫の発生、産卵時期は種類により多少異なりますが5月~7月で、越冬は幼虫の時期に行います。寿命は約1年です。 体長は幼虫が0.6~0.7mm、成虫で3~6mm程度です。また幼虫の体表には長刺毛が多数生えており、刺激を加えるとこの毛を逆立て敵を威嚇します。

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