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ナガシンクイムシ駆除の方法と生態

竹材などの乾材を激しく食害し、建築材料として利用している竹材、天井や窓枠や家具、壁内部に被害をもたらします。稲ワラや畳から出る事もあるので、畳から発生している場合はシバンムシの駆除法に準じて対応しましょう。
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ナガシンクイムシ駆除のポイント

予防の方法
まず、予防として低臭性白アリスーパー21等で防虫処理した竹材を使用しましょう。防虫処理していない竹材だと竹の内部を食害され、さんざん食われた後に成虫が飛び出してくるまで気が付かない事が多いようです。
駆除の方法
チビタケナガシンクイムシに加害されてしまうと駆除するのは難しいです。 対応としては被害個所周辺、食害された孔の中にエバーウッドS-400を注入し、出来る範囲で被害拡大を防ぐしかない様です。壁の芯材に使われ壁内にある竹材から発生している場合は、駆除は極めて困難です。

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ナガシンクイムシの生態

成虫は4月頃から出始め、5月上旬から7月頃までが最盛期です。 竹材から飛び出した成虫は交尾し、雌は竹材の切断面や割目から、繊維方向に対し直角に20mm程の穿孔を掘り、2~3個ずつ計20個ほど産卵します。
1週間程度で孵化し、幼虫は竹を食害しながら発育して約1ヶ月で蛹になり、更に約1週間で成虫になります。孔内の成虫も食害を続け、孔をあけて飛び出してきます。成虫の体長はおよそ3mm程度です。

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