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ノロウイルスについて
〜ノロウイルス対策〜
ノロウィルスの画像
ノロウイルスとは?
ノロウイルスとは、表面をカップ状の窪みをもつ蛋白で覆われ、内部に
直径30nm前後の蛋白質でできた遺伝子を持つ微生物です。
感染症胃腸炎には、ウイルス性のものと細菌性のもの、寄生虫による
ものがあるが、冬期に発生する感染症胃腸炎のほとんどがウイルス性
の胃腸炎である。
ウイルス性の胃腸炎の中でも、約9割を占めるのがノロウイルスで
あり、1998年に食中毒の原因物質に加えられた。
ノロウイルスによる食中毒
日本の感染症発生動向調査によれば、ノロウイルスによる感染症胃腸炎は冬季に多く、細菌性食中毒は夏季
に多い。日本全国の地方衛生研究所のウイルス検出状況を見ると、冬季の前半はノロウイルス、冬季の後半
はロタウイルスによる胃腸炎が多く見られます。
ノロウイルスによる食中毒は一年を通じて発生していますが、11月頃から発生件数は増加し始め、12月が発生
のピークになる傾向があります。このウイルスが原因とされる感染症胃腸炎の患者が増えると、その後、人の手
を介してノロウイルス食中毒が増加する傾向が見られます。
 
ノロウイルスの感染経路
ノロウイルスの感染経路は、ほとんどが経口感染で、次のような感染様式があると考えられます。
@汚染された貝類等を、生または十分に加熱調理しないで食べた場合。
A食品取り扱い者が感染しており、その者を介して汚染した食品を食べた場合。
B感染者の糞便や嘔吐物から二次感染した場合。
C病原体に汚染された手による場合。(接触感染)
 
ノロウイルスの症状
潜伏期間は24時間から48時間で、主症状は、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛であり、発熱は軽度である。
通常はこれらの症状が24時間から48時間続いた後、回復し、後遺症も見られません。
また、感染しても発症しない場合や、軽い風邪のような症状の場合もあります。
 
ノロウイルスの失活化
ノロウイルスの失活化の温度と時間については、食品の中心温度85℃以上で1分間以上の加熱を行えば感染
性はなくなります。調理器具等は、洗剤で洗浄後、0.02%次亜塩素酸ナトリウム液で浸すように拭き、10分後
水洗いをして下さい。
 
予防のポイント
@カキなどの二枚貝は中心部まで十分に加熱してから食べる事。湯通し程度の加熱では、ノロウイルスは死にま
せん。
A生鮮食品は十分に洗浄する。
Bトイレの後、調理をする際、食事の前には、よく手を洗う。
C手洗いの後、使用するタオル等は清潔なものを使用する。
 
二次感染の予防
@感染者の糞便、嘔吐物には接触しない。接触した場合は十分な洗浄と消毒を行う。
A糞便や嘔吐物で汚れた衣類などは、他の衣類とは分けて洗う。
B嘔吐物などを片づけた用具、雑巾類は、塩素系漂白剤で付けおき洗いをする。
C嘔吐物などで汚れた床は、塩素系漂白剤を含ませたペーパータオルで被い、しばらく放置して消毒する。
D物の片付けが終わったら、よく手を洗い、うがいをする。
 
 
 
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