チャタテムシは湿度が高く薄暗い環境を好んで生息しており、屋内にも普通に生息しています。 大量に発生していなければ別に問題はありませんが、増殖を抑えるためには風通しを良くして低温、低湿、清潔を保つ事が大切です。
特に梅雨の時期から秋にかけてが増殖シーズンになるので、カビの発生しやすい場所は注意が必要です。 ナフタリン(防虫剤)、防カビ剤、乾燥剤も予防、駆除に効果があります。
貯蔵食品や書籍、皮革、畳、壁紙、家具等の管理が悪いと大発生する場合があります。 このような場合、対象物にカビが発生し、チャタテムシのエサが豊富になっていることが多いです。
食品以外は フマキラーFK2001 を直接チャタテムシにかけるか、生息場所に パウダースルー をスプレーします。 畳の部屋には スミスリン粉剤 を畳の裏側にまくのも効果的です。 工場、倉庫など広い場所で手軽に駆除するには フルアウト での燻煙処理も効果的です。(屋内の仕切扉は開け全体に薬剤が行き渡る様にしてください。)
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雑食性の昆虫ですが、カビ類、酵母、藻類を特に好みます。体長は種類によりますが大体 1~2mm 内外です。 室内に生息するものは、ほとんどが羽を持たず活発に歩行し、時にジャンプ移動します。 湿度70~98%、温度 18~35℃で増殖し、高湿度の中で良く生育します。
代表的なものにはヒラタチャタテ、カツブシチャタテ、ソウメンチャタテ、ウスグロチャタテなどが挙げられます。